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「描きだおれ展」開催SP!悠次郎氏×ラテヌ゛対談☆ 2016年4月27日

4/29(金)~5/30(月)の間、愛知県名古屋市riseさんで開催する
グループ展示会「描きだおれ展 -絵ぇ描くんメッチャ好きやねん-」
今回は参加作家である「悠次郎」氏と特別対談~♪

NLGR+2016の1日目である、5/28(土)16:00からは、
悠次郎氏による「アートななう&ひあ」出張版が開催!
参加される方は事前に悠次郎氏を知って、より楽しんじゃおう☆

【悠次郎氏プロフィール】
米国で美術を学び、在学中から積極的にアート活動を続ける。
人や動物をモチーフにアクリル画やドローイングを制作。国内や海外で作品を展示。
大阪distaでワークショップ「アートななう&ひあ」を毎月開催中。最近は獣人に開眼w

悠次郎氏アイコン

――描きだおれ展の準備、おつかれさまでした!いかがでしたか?

ここ数年、作品制作の“リハビリ中”という感じで、
制作がうまくいかず、今回は過去の作品のみの展示になってしまいました。
新作を期待されていた方には、本当に申し訳ありません。
しかし、出展した3点(うち2点は連作のセット)のどれも自分にとってとても大切な作品を選んでいますので、
名古屋の方々にもぜひ観ていただきたいと思っています。

――リハビリ中でしたか!制作がうまくいかない理由に「コダワリ」が有ると思うのですが、
  作品制作時に大切にされているコダワリは何ですか?

自分が大切にしている「コダワリ」というものは特にないのですが、
絵を描くときは、何かに自分の心が動いたときじゃないと描けないかなと思います。
心の動き(感動)を“種”として描いているので、その心が調子が悪くて、何にも心が動かされなかったり、
心が色を感じられなくなったりしているときは、絵がうまく描けない気がします。

――深いですね。今回の展示作3点の中で、特に大きかった“種”が存在したのはどの作品でしょう?

僕にとっての感動のキッカケは、それぞれ意味があると思っているので
大小の差という感覚の違いは特にないと思っています。

僕は音楽や文学に触れたときの感動が制作のキッカケになることがよくあります。

今回展示する作品で言えば、木製パネルに描いた『The Sun』は
バッハの「ミサ曲ロ短調」の中の「Gloria in excelsis Deo」という曲に、
そして連作の『打出の浜』は古典「平家物語」に描かれている
木曽義仲と今井兼平の最期の場面に、それぞれインスピレーションを得て描いたものです。

本日4/29から「描きだおれ展」がついに開催!
★来場者の皆さんへのメッセージ★

今回、名古屋で初めての作品展示の機会をくださった
コミュニティーセンターriseのスタッフのみなさん、心から感謝いたします。
そして、名古屋のみなさんと、こうしてご縁ができたことを本当に嬉しく思っています。
心地よいこの季節に、アーティスト4人それぞれの表現の世界を楽しみに
コミュニティーセンターriseへぜひいらしてみてください。

描きだおれ展の写真

――ではまず『The Sun』は、どのようなインスピレーションで描かれたのでしょうか?鮮やかな黄色が印象的です。

先程話したバッハの「ミサ曲ロ短調」の第4曲
「Gloria in excelsis Deo (いと高きところには栄光、神にあれ)」は、その次の第5曲
「Et in terra pax hominibus bonae voluntatis (地には平和、御心にかなう人にあれ)」と
対になっています。
「Et in terra pax…」が人間のさまざまな営みのうえに祝福される
平和への希望が表されているのに対して、「Gloria…」の方は太陽の光に象徴される
透徹した自然の輝きを表現しているような壮麗な曲です。

以前、アーティストの友人たちと“神話”をテーマにした展覧会を企画しました。
その際、そのバッハの「Gloria in excelsis Deo」の気分を基に、
文化の東西を問わず多くの地域で神格化されている“太陽”の『現代の太陽神』といった
力強く聡明な人物像を描こうと思い制作したのが、この作品『The Sun』です。

▼悠次郎氏の展示作品「The Sun」より一部抜粋

悠次郎氏の展示作品「The Sun」

――神々しいまでの黄色はそのような意味が有ったのですね。あえて現代の人物を描かれた理由は何でしょう?

主題が「太陽神」でありながら“現代人”をあえて描いた理由は、
自分の作品にある種の“リアリティー”を持たせたい、という思いからです。
それはこの『The Sun』に限らず、
今回一緒に展示している「平家物語」シリーズもそうなのですが、
自分のすべての作品に共通する課題でもあります。

作品の構想を深めているとき、バッハの
「Gloria in excelsis Deo」に感じる太陽の輝きに象徴されるような
自然の澄んだ美しさや崇高さのようなものは、
自分たち人間の中にもある“神性”の美や威厳に
通じるものだともいえるんじゃないか、と思いました。

古来より太陽は世界各地の神話などのなかで「神」的な存在とされてきました。
古代エジプトのラー神、古代ギリシアのアポローン神、
古代日本のアマテラス神などにそれがうかがえますし、
また中世のキリスト教聖者であるアッシジのフランチェスコは
『太陽の讃歌』のなかで太陽の偉大さを神の恵みと比類しています。

そんな太陽の「神」性は、
古代に限らず現代でも存在しえるのでは、と考えました。

――勉強になりますね!現代でも存在しえる太陽の「神」性ですか。

例えば、現代の社会で才能に溢れ人望も厚い人格者がいれば、
その人物は周囲から畏敬の念を持たれると思います。
“シャイニー”なひとたち、というと
ここで僕が考えているイメージとはちょっと違いますがw
でも、そういった自分たちと共通しながら、しかし一般性を越えていると思われる
存在が獲得するものの1つが僕がいま話している「神」性です。
「オーラがある」とか「カリスマ性がある」などといった表現も
この「神」性に関連することと言えるかもしれません。

神話発生論などの専門的な分野には詳しくないので、
あくまで僕個人の感覚的なことなんですが、
古代においてコミュニティーの英雄が神格化されたように、
現代でも、そんな古代の「神」的存在たちの延長線上にある、
自分たちにとっての「神」的存在が生きている“民間の神話”のようなものが、
自分たちの身近な生活の中に立ち上がることもあるんじゃないかな、
と僕は思います。

また、以前イタリアを旅した時、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会で
ドメニコ・ギルランダイオ(1449-1494)が描いた
ルネサンス時代の壁画『聖母マリアの生涯』を観ました。
その時、何気なくその聖母マリアの誕生から受胎告知、
そして昇天と戴冠までを描いたフレスコ画を観ていましたが、
ふとあることに気づいて愕然としました。

――『聖母マリアの生涯』は、観たことありますね。何に気付かれたのでしょうか?

それは、絵の物語は紀元前後のパレスチナでの出来事のはずなのに、
そこに登場する人物はすべてギルランダイオと同時代のルネサンス期の
衣服を身につけている、ということでした。
ギルランダイオの意図はいろいろあったとは思いますが、
これが描かれた当時この絵を観たルネサンスの人たちは、
自分たちのよく知っている服装でマリアの誕生の対応に追われている家族の慌ただしい情景や、
ヘロデによる嬰児虐殺に錯乱する母親たちの凄まじい姿に、
とても臨場感を感じたに違いありません。

それは主に観るひとにとっての“リアリティー”の問題についての考えですが、
バルビゾン派やグスタフ・クールベの写実主義の思想のように
僕自身にとっても作品を描くうえでの“リアリティー”の問題でもあります。
現代のオペラが古典作品を現代風の衣装や美術で演出することに似ているかもしれません。
観る側にとっての臨場感と描く側にとっての誠実さ。
そこから来る信憑性や説得力。

なんだか紆余曲折してしまいましたが(w)、つまり『The Sun』を制作する際、
「Gloria in excelsis Deo」に感じる神性をできるだけ
現在に生きている自分とつなげたカタチで表現したかったというのがその理由です。

――ここで一旦、5/28(土)に名古屋で開催される「アートななう&ひあ」について触れますね!講師である悠次郎氏が、絵を描こうと思われたキッカケは何でしょう?

▼悠次郎氏が主催する「アートななう&ひあ」の紹介パネルより一部抜粋

悠次郎氏が主催する「アートななう&ひあ」の紹介パネル

子どもの頃は、人並みに絵を描くことが好きだったと思います。
ラクガキ帳や校庭の地面に恐竜や怪獣を描いたり。

小学校高学年の頃からファミコンが流行りはじめて、
中学時代に発売されたゲームの『ファイナルファンタジー』や『ウィザードリィ』が好きで、
ゲームのキャラクターデザインをされてた天野喜孝さんや末弥純さんのイラストが好きになって、
最初は「将来、イラストレーターになりたい」と思ってました。

――あ、ゲームからも影響を受けられていたとは意外でした!

そして、イラストレーターになるためにはちゃんと絵を勉強したいと思って、
美術系大学で学ぶことを考えて高校2年から美大受験のための講習に通ったりしていました。

結局、現役では美大受験に合格できなくて、でも浪人するのも嫌だったので、
海外の芸術学部がある総合大学に進学することにしました。

入学したのが現代アートが盛んなアメリカの大学だったので、
授業で学んでいるあいだに今度は“自分の表現”という現代アートが面白くなって、
今に至っています。

また、父が学生時代に趣味で描いてた油絵が家に置いてあったり、
母がずっと書道をやってて美術も好きで、
小さい頃に母がよく美術館へ連れて行ってくれてたり、
家の本棚に西洋美術の画集がたくさんあってよく広げて観てたり、、、と
家庭環境にも絵を描く「キッカケ」となることはたくさんあったんだとは思いますが、
同じ環境で育った弟は絵にはそんなに興味がないので、
そのへんのところはよく分かりませんw

――「自分の表現」とは興味深いですね。名古屋で出張版として開催される「アートななう&ひあ」は、どういったコンセプトで始められたのでしょうか?また、ご自身の経験とリンクするものはございますか?

大阪堂山のcommunity center distaで「堂山アートななう&ひあ」(以下、なうひあ)を
始める前は、そこで開催されていたアート講座
『アトリエ-P』(主宰:なかP、現在は不定期での開催)のスタッフをしていました。
『アトリエ-P』の内容はどちらかというと「クラフト」寄りで、
なうひあと同じように“ものづくりの楽しさ”を体験していただける講座だったのですが、
僕はアートのアカデミックな部分も好きで、途中から
「もっとアートのことを学んだり考えたりできる講座がやりたい」と思い始め、
2011年の夏と秋にその『アトリエ-P』の中で、
2回だけ僕の企画で講座をさせてもらうことになりました。
その名も「聖セバスチン堂山女学園美術部:モーレツに美術史入門&アートな遠足」w
架空の女子(?w)校の美術部の部活動という設定で、
内容は西洋美術史の座学と博物館や科学館の見学という組合せでした。
その後、『アトリエ-P』から独立させてもらってなうひあを始め、いまに至ります。

ワークショップ名の「堂山アートななう&ひあ」の“なう”と“ひあ”は文字通り
英語の“now (いま)”と“here (ここ)”から来ていて、
アートが、他のいつどこでもなく、“いま”דここ”で起きている、
といった講座にしたい、という思いで名づけました。
そしてその“現在性”は、大学時代に学んだり経験したりして以来、
僕がいままでずっと関わり続けている現代アートの基本的な姿勢だと思っています。

5/28(土),29(日)はNLGR+2016に併せて
描きだおれ展 販売会&絵描き講座がついに開催!
・【5/28】15:00~16:00…販売会、16:00~…アートななう&ひあ出張版
・【5/29】13:00~14:00…販売会、14:00~…漫研れいんぼー出張版

▼絵描き講座
悠次郎氏が講師を担当する「アートななう&ひあ 出張版」。

【内容】
「名古屋 de コラージュ」。大阪の講座でも大人気の「コラージュ」を、
名古屋ご当地写真を素材に使って挑戦します♪
それぞれがイメージする“My 名古屋”の世界を表現してみましょうー☆

【こんな方にオススメ】
“アートをもっと知りたい×体験したい”という方なら誰でも参加OKです!

【講師からのメッセージ】
雑誌などの写真を切り貼りしてつくる「コラージュ」は、
直接紙に絵を描いたりするより入りやすいアートです!
画材はこちらでご用意しますので、お気軽にぶらっとご参加くださいー♪

▼販売会
悠次郎氏によるグッズも販売♪その一部を紹介:
・ポストカード

――描きだおれ展とNLGR+2016、おつかれさまでした!いかがでしたか?

お疲れさまでした!
今回はコーディネーターのラテヌ゛さんに本当にお世話になりっぱなしでした。
ありがとうございました!
今回、初のNLGR+参加で、初の名古屋コミュニティーセンターrise利用で、
初の「なうひあ」出張だったので、この歳でこんなに初めてづくしでいろいろ興奮しました!w

NLGR+は、「PLuS+」や「レインボー・フェスタ!×関西レインボー・パレード」と比べて
みんなくつろいでる感じで、大勢のひとで賑わってるけどゆったりしてて、
ビーチ・パーティーみたいでリラックスして楽しめました。

展示会場で販売会と出張版「なうひあ」講座の会場でもあったriseさんは、
スタッフのみなさんが優しくて丁寧で販売会も講座も理想的な感じで開催させてもらえましたし、
スペース的にも展覧会にピッタリの細長エリアと講座や団らん(女子会?w)に
ちょうど良いテーブル・スペースと使い分けができて便利だなと思いました。

――出張版「なうひあ」を開催していかがでしたか?

「なうひあ」講座はいつも大阪市内にあるcommunity center distaさんを中心会場としてて、
いままで遠くても近隣の関西圏内での開催のみだったのですが、
今回初めて中部地域でさせていただくことができました。
今回の出張版「なうひあ」講座は、『自分にとっての名古屋』というテーマで
“コラージュ”をつくっていただいたのですが、
隣の池田公園でNLGR+2016が開催中だったということもあって、
愛知以外からの参加者の方々もおられ、地元の方、近隣の県から来られた方、
関東など遠くから来られた方、などなどそれぞれの「名古屋」への自分との
“距離感”が面白く表現されていました。

今回、作家としても、講師としても、とてもいい経験ができました。

★ラテヌ゛より:
愛知県名古屋市riseさんにて開催される「NLGR+2016」に合わせて、
開催したグループ展示会「描きだおれ展 -絵ぇ描くんメッチャ好きやねん-」が
ついに終了しました~!
すごく楽しかったので、淡々と仕事してる今週は虚無感が凄いw
完了レポート&プレゼント当選発表はコチラ♪

【予告】今年10月に大阪distaさんにて展示会「???」を実施予定!

▼NLGR+とは
NLGR+は「Nagoya Lesbian & Gay Revolution」の略で、
名古屋市栄で毎年開催されるセクシャルマイノリティのイベント!
HIV啓発活動を目的にもしているので、無料HIV検査会も同時開催v

併せて、ゲイバーがカフェ営業とか、グッズ販売ブース、
セクシャルマイノリティー用結婚式など
各種ショーイベントが行われるので楽しいこと盛りだくさん!
野郎フェスの翌週なので、ぜひ参加してみてNE☆

「描きだおれ展」のフライヤー

「描きだおれ展」のフライヤーを使ったプレゼントキャンペーンも
予定しているので、ゼヒGETしてくださいなv
※名古屋riseさん&大阪梅田distaさんでは既に配布中!
※名古屋近辺のゲイバーなどで近日配布!
※5/21も東京で開催される「野郎フェス」でも数量限定で配布予定!
Rainbow Shoppersさんではお買い上げ時にフライヤを同封中!

【業務連絡】

2016年4月27日までに通販をご注文いただいた方全員に、
「注文確認メール」を送信済みです。
受信できていない方は、コチラまでご連絡くださいませ!→【お問い合わせ】

■コツをまとめたシリーズ
似顔絵の作成方法&コツをまとめました!
内定をGETできる転職&就職活動のコツをまとめました!

同人誌情報

最新刊情報 ★2017年6月10日更新

【三国志パズル大戦 同人誌「蛮族の性宴★2」】発売中!

同人誌一覧 ★2017年6月10日更新

■版権ものシリーズ■
■ゲス心MAXな変態ケモホモシリーズ■
■G-men作家との異作品コラボ漫画■
■三流ガチムチ漫画■
■乙女心MAXな妄想ケモノ意欲作■

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